お知らせ

パートナー企業様より、コントリビューションアワードを受賞いたしました

今回、コントリビューションアワードを受賞した弊社の教育担当者にインタビューを行いました!

Q:今回受賞された「コントリビューションアワード」について教えてください。

A:今回、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社様、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社様の事業方針説明会において「コントリビューションアワード」を受賞いたしました。
この賞は、プラチナパートナー2社とは別に、14社の中から特に優れた取り組みを行った企業に贈られる特別な表彰です。当社は、半導体装置のトレーニング研修プログラムにおける貢献が評価されました。具体的には、研修の品質向上、継続的なカリキュラム改善、さらにアンケートデータを活用した分析とフィードバックによる指導方法や環境改善といった取り組みが高く評価されています。

Q: 今回の受賞は突然のことだったそうですが、その時のお気持ちはいかがでしたか?

A: 本当に「いただけたんだ!」という驚きの気持ちでした。そういった表彰があること自体知らなかったので、まさに予期せぬ受賞でしたね。

Q:事業方針説明会への参加には、どのような経緯があったのでしょうか?

A:ソニーさんとの通常の業務打ち合わせの中で、「事業方針説明会があるので参加してほしい」とご案内をいただいたのがきっかけです。その後、参加した説明会で突然の受賞通知をいただくことになりました。

Q:どのような取り組みや姿勢が評価されたと感じていますか?

A:当社の基本理念である「プラスワン」に基づき、常に改善を意識して取り組んできたことが評価されたのだと思います。具体的には、日々の改善活動やカリキュラムの見直し、騒音対策・カットサンプル作成、工具・治具設備の整備といった施策です。
さらに、PDCAサイクルを徹底して実践し、データに基づく改善を継続的に行ってきました。チームメンバーと共にレビューと改善を積み重ねてきた姿勢が、今回の評価につながったと考えています。

Q:教育担当として、普段どのような点を特に意識して社員教育に取り組んでいますか?

A:私が大切にしているのは「教育は教えるものではなく、引き出すもの」という考え方です。人はすでに多くの可能性を持っており、それを環境を通じて引き出していくことが教育の役割だと思っています。

また、社員教育においては次の4つの要素を特に意識しています。
• ホームワーク(自己学習)
• フットワーク(実践力)
• チームワーク(協働)
• ネットワーク(人脈形成)

特に「ホームワーク(自己学習)」と「フットワーク(実践)」は成長のために欠かせない要素です。
そして「チームワーク」では(野球を例に挙げて)、ショートとサードの間に飛んだボールを、見合っていては試合には負けてしまいます。それぞれの役割の重要性や、プラスアルファの意識を持つことの必要性を伝えています。
これらの要素が有機的に結びつくことで、社員一人ひとりのキャリア形成や将来的な自立(自律)にもつながっていくと考えています。

Q:教育を受けた社員の成長や変化で、特に印象的なエピソードはありますか?

A:人は環境を変えることで大きく成長します。例えば、ある社員は入社当初は自分に自信が持てず思うように力を発揮できませんでした。しかし、配属先の四日市で働き始めたところ、環境が合ったのか、みるみるうちに意欲的になり、目の色が変わるほど前向きに取り組む姿勢を見せてくれるようになりました。
このように、環境の変化が人のやる気スイッチを押す役割を果たすことがあります。また、人との出会いも大きな影響を与えます。良いチューターや先輩と出会い、「この人のようになりたい」と思える存在がいることで、個人の成長は大きく加速します。
社員一人ひとりにとって、環境と人との出会いは欠かせない要素だと考えています。

Q:今回の受賞を通じて、今後さらに挑戦したいことや目指したいことはありますか?

A:次の目標は「プラチナパートナー」になることです。今回の受賞を励みに、さらに高い評価をいただけるよう取り組みを進めていきたいと考えています。
また、新たな挑戦として「ワンファブアウトソーシング」というビジネスモデルの構築を目指しています。これは、製造施設の運営から経営管理まで、あらゆる業務を包括的に担うアウトソーシングサービスです。マネジメント、経営、インフラ、総務といった幅広い領域を一括でサポートできる体制を整えることが、私たちの最終的なゴールです。

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